コマンド リファレンス

このリファレンスはコマンドライン インターフェース(/opt/Actiphy/aipcontrol)から ActiveImage Protector の様々なタスクを実行するためのコマンド構文に関する情報を提供します。

リモート接続関連

  • remote
    別ホストの ActiveImage Protector サービスに接続します。
    パラメーター:ipv4address tcpport <login password>*<login username>

  • discover
    ネットワーク上の ActiveImage Protector サービスを検索します。
    このコマンドを実行することで、ネットワーク上の ActiveImage エージェントがインストールされているホストを検出することができます。IP アドレス、TCPポート、エージェント バージョンの情報が表示されます。

  • bye
    接続中のリモート ホストの ActiveImage Protector サービスを切断し、ローカル ホストの ActiveImage Protector サービスに接続します。

アクティベーション関連

  • activate
    製品をアクティベーションします。
    パラメーター:<product key>

  • licensecheck
    現在のライセンス情報を確認できます。

情報表示関連

  • diskinfo
    ディスクとボリュームの情報を表示します。

  • serviceinfo
    ActiveImage Protector サービスの情報を表示します。

  • config
    ActiveImage Protector サービスの設定を表示/設定できます。
    パラメーター:<setting> [<value>]

プロファイル関連

  • profiles
    存在するプロファイルをリスト表示します。

  • profile
    指定したプロファイルの内容を表示、編集します。
    パラメーター:<profile> [<variable> [<value>]]

  • profilepw
    指定したプロファイルのパスワード設定を変更します。
    パラメーター:<profile> [<new password>]

  • profileuser
    指定したプロファイルのネットワーク ユーザー名(ドメイン ユーザー名)とパスワードを変更します。
    パラメーター:<profile> [<user> <password>]

  • profiledel
    指定したプロファイルを削除します。
    パラメーター:<profile>

  • runprofile
    指定したプロファイルを一度だけ実行します。
    パラメーター:<type>

スケジュール関連

  • schedules
    存在するスケジュールをリスト表示します。

  • deleteschedule
    指定したスケジュールを削除します。
    パラメーター:<schedule name>

  • enableschedule
    無効になっているスケジュールを有効にします。
    パラメーター:<schedule name>

  • disableschedule
    有効になっているスケジュールを無効にします。
    パラメーター:<schedule name>

  • runschedule
    指定したスケジュールを実行します。
    パラメーター:<schedule name>

復元関連

  • restorevolume
    指定したバックアップ内のボリュームを復元します。
    パラメーター:<image path> [:volume number] [pw:<password>][force] [active] [mbr|newmbr] [signature] [track0] [create] [:size] [logical] [sdisk<number>]

    実行例:
    restorevolume /mnt/backup/test.aiv /dev/sdb1
    restorevolume /mnt/backup/test.aiv:2 /dev/sdb1 pw:mypassword

  • restoredisk
    指定したバックアップのディスクを復元します。
    パラメーター:<image path>[change list] disk<number> [pw:<password>] [sdisk<number>] [force] [mbr|newmbr] [signature] [track0] [diskmeta] [extendntfs]

    [change list] では[:volume number][,size][,boot] を指定できます。

    実行例:
    restoredisk /mnt/backup/test.aiv /dev/sdb
    restoredisk /mnt/backup/test.aiv /dev/sdb pw:mypass
    restoredisk /mnt/backup/test.aiv /dev/sdb mbr

マウント関連

  • mountinfo
    マウント中のボリュームをリスト表示します。

バックアップ作成/操作関連

  • createimage
    指定したプロファイルを使用してバックアップを作成します。
    パラメーター:<profile>

  • imageinfo
    指定したバックアップの情報を表示します。
    パラメーター:<image path> disknum [pw:<password>]

    実行例:
    imageinfo /mnt/backup/test.aiv 1 pw:mypassword

  • password
    バックアップのパスワードを変更します。
    パラメーター:<image path> [<new password>] [pw:<old password>]

  • verify
    指定したバックアップを検証します。
    パラメーター:<image path> [pw:<password>]

  • unify
    オリジナルのバックアップを変更することなく、指定した増分バックアップまでのデータを統合したアーカイブ ファイルを別名で作成します。
    パラメーター:<image path> <Destination image path> [pw:<password>] [createMD5|autoDecidedMD5]

    実行例:
    unify /mnt/backup/test_i00007.aii /mnt/backup/NUNIFY_0001.aiv pw:abc createMD5

  • consolidate
    指定した範囲の増分バックアップを結合します。オリジナルのバックアップは、オプションによりリネームされるか削除されます。
    ※フル(ベース)イメージ ファイルと増分イメージ ファイルを結合する場合は、n1 に 0 を指定します。
    パラメーター:<base image path> n1-n2 [pw:<password>] [delOriginal] [createMD5|autoDecidedMD5]

    実行例:
    consolidate /mnt/backup/test.aiv 3-5 pw:abc delOriginal createMD5
    consolidate /mnt/backup/test.aiv 5-25 pw:mypassword

タスク操作関連

  • tasks
    現在のタスク情報を表示します。

  • task
    指定したタスクを操作します。
    パラメーター:<id> <cancel|pause|resume|perf> [<perfvalue>]

起動環境関連

  • rescueboot
    起動環境の構成と状態を操作します。
    パラメーター:<add|remove|status|runonce>