コンソール
コンソールは以下の構成になっています。
ヘッドアップディスプレイ
現在のステータスと接続したデプロイ用メディアの情報が確認出来ます。デプロイ用メディアを接続した状態で[i]をクリックすると、ライセンスやイメージの情報が表示されます。
-
Wake on LAN
現在のデプロイ対象リストのコンピューターに対してマジック パケットを送出します。複数コンピューターがリストに登録されている場合、各コンピューターへのマジック パケット送出のインターバルは3秒に設定されています。PXE 起動に失敗するコンピューターがある場合は、シャットダウン後に再度このボタンから Wake on LAN を実行するか、コンピューターを個別に選択して右クリック メニューから Wake on LAN を実行してください。
クライアント コンピューターの状態によっては Wake on LAN で起動できない場合があります。その場合は、クライアント コンピューターで電源を投入してください。
-
PXE デプロイ
このボタンをクリックして PXE デプロイの準備ができるとこのボタンがアクティブな状態になります。アクティブ状態で再度このボタンをクリックすると非アクティブ化できます。PXE デプロイと Wake on LAN を組み合わせることで、デプロイ対象リストのコンピューターに対する管理が容易となります。
設定例:
デプロイ対象コンピューターで、電源ボタン投入時の起動順序とは別に Wake on LAN 時に PXE 起動を行うように設定します(仕様によりこの設定ができないコンピューターもあります)。対象リストのコンピューターでメンテナンスが必要になった場合に、製品から Wake on LAN を実行するとデプロイ対象リストのコンピューターに対して一括して ImageCast クライアントを PXE 起動させてイメージを再デプロイすることが可能になります。
操作ボタン
をクリックすると設定変更ができます。
をクリックすると各種ログのフォルダーにアクセスできます。
デプロイ対象リスト
過去にデプロイを実行したコンピューターと、現在接続中の ImageCast クライアントが表示されます。
をクリックすると表示形式を変更できます。
各コンピューターに対して右クリック メニューから以下の操作ができます。
-
Wake on LAN
処理対象から除外したコンピューターに対しては実行できません。
- 処理対象からの除外/復帰設定
- ImageCast クライアントのシャットダウン
-
認証情報を使用した Windows システムのシャットダウン
Windows システムの起動状況は確認できません。また、この機能の使用には以下の条件があります。
1. 有効なビルトイン administrator アカウントを使用すること
2. 対象となる Windows システムのファイアウォールで[Windows Management Instrumentation(WMI)]の受信が許可されていること - 対象リストからの削除
-
クライアント ラベルの変更
20文字まで設定可能です。
対象リストに対して以下の操作ができます。
-
デプロイ対象の消去
現在のデプロイ対象リストを消去し、新たにデプロイ対象リストを再作成します。再作成時に任意のリスト名称と説明が設定できます。 -
デプロイ対象のインポート
現在接続中のデプロイ用メディアに保存されているデプロイ対象リストをインポートします。 -
リストアクション
デプロイ対象リストにあるコンピューターに対して操作(Wake on LAN、ImageCast クライアントのシャットダウン、認証情報を使用した Windows システムのシャットダウン)ができます。リストで除外設定にしたコンピューターに対しては実行されません。
イベント
各種イベントが記録されます。イベント タイプを選択すると指定したタイプのイベントがフィルターされます。検索フィールドから任意の文字列を検索できます。