リリース ノート
2022年 7月 26日
パッチバージョン 22.7.26.3(2022/7/26)
このパッチを適用すると以下のバージョンになります。
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エージェント バージョン:6.5.1.7720
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コンソール バージョン:6.5.1.7720
追加/変更した機能
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既定のバックアップ保存先として Wasabi が選択できるようになりました。
以下の機能では Wasabi 内のバックアップは使用できません。- BootCheck
- イメージのマウント
- イメージ ターゲット サーバー
- HyperStandby
- HyperRecovery LIVE!
- 仮想化
- 仮想化アダプター
以下の機能では既定のバックアップ保存先として Wasabi は表示されません。Wasabi 内のバックアップを使用する場合は、Amazon S3 を選択し[プロバイダーを指定する]-[ターゲットを追加]で Wasabi を設定する必要があります。
- In-Cloud Recovery
- In-Cloud Standby
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SFTP を保存先にしたバックアップで、ポスト バックアップ プロセスのレプリケーションを実行できるようになりました。
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復元ポイントを指定した日にちでフィルターできるようになりました。
修正した問題
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コンソールのメニューが正しく表示されない問題。
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Citrix Hypervisor の uEFI 起動する仮想マシンで RescueBoot が起動しない問題。
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RescueBoot の起動環境に保存先への認証情報がポートされない問題。
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ディスクとボリュームのコピーで、コピー対象のディスクに exFAT のボリュームが含まれていると、コピーしたディスクに exFAT ボリュームが存在しない場合がある問題。
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Virtual(HyperAgent)で、HyperBack で ESXi ホスト上の仮想マシンをバックアップ対象とした場合にライセンス エラーが発生する場合がある問題。
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USB HDD をバックアップ保存先に設定し、保存先隔離オプションで[バックアップ後に保存先 HDD をオフラインにする]を使用した場合に2回目以降のバックアップが失敗する問題。
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保存先隔離オプションの[バックアップ後に指定したネットワークを無効にする]が機能しない場合がある問題。
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大量の増分があると復元ポイントが正しく表示されない場合がある問題。
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バックアップの高度な設定の[バックアップタスクの実行エラー時でも指定したスクリプトを全て実行する]がオフで、スナップショット実行前/後に実行するスクリプトがエラーになった場合、[イメージファイル作成後に実行するスクリプト]が動作してしまう問題。
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イメージからの仮想化で、Hyper-V に対して複数ディスクを同時に変換すると2台目以降のディスクが正しく変換されない問題。
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vStandby で、vCenter を変換先に指定した場合に NIC の作成に失敗してタスクが作成できない問題。
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ダイナミック ディスクのミラーリング構成が破損している状態で作成したバックアップから復元ができない問題(バックアップの再作成が必要です)。
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選択した復元ポイントからベース バックアップの間に大量の増分がある状態で実行した復元タスクのログに正しい処理サイズが記録されない問題。
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既存のスケジュールを編集してイメージの保存先を変更した場合に、ポスト バックアップ プロセスが動作しなくなる問題。
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[ディスクごとにイメージ ファイルを分割する]を有効にしたバージョン 2018 以前のバックアップを正常に参照できない問題。
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[ディスクごとにイメージ ファイルを分割する]を有効にしたバックアップをコンソールで参照するとき、ディスクの順序が元と逆順で表示される問題。
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HyperRecovery の以下の問題。
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VMware vSphere の uEFI 起動する Windows 仮想マシンのバックアップを Hyper-V へ仮想マシンとして復元すると、第1世代仮想マシンになる
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Hyper-V の uEFI 起動する Linux 仮想マシンのバックアップを VMware vSphere へ仮想マシンとして復元すると、起動設定が BIOS になる
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HyperBack で、秘密鍵で認証を行う SFTP を保存先とした場合に -459 エラーで処理が失敗する問題。
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イメージ管理で、秘密鍵で認証を行う SFTP のバックアップを対象にした操作が -459 エラーで失敗する問題。
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ファイル バックアップで、共有フォルダー内のファイル名に2バイト文字が使用されているファイルを個別にバックアップ対象にするとバックアップに失敗する問題。
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ボリューム復元で、MBR ディスクを[ディスク署名を復元する]の設定で比率拡大して復元すると -999 エラーで処理が失敗する問題。
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Virtual(Guest)の場合、ESXi、Citrix Hypervisor(XenServer)で BIOS の文字列を仮想マシンに反映させると認証ができない問題。
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HyperBack で複数の仮想マシンを同時にバックアップする際にエラーコード -701 が発生する場合がある問題。
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スケジュールで指定曜日を使用した場合、スケジュールの次回実行が N/A になり動作しない問題。
バージョン 6.5.0.7616(2022/5/24)
追加/変更した機能
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以下の機能を追加しました。
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クラウド(Amazon EC2、および Microsoft Azure)へのスタンバイ用スナップショット作成機能(In-Cloud Standby)
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システム起動したままハイパーバイザーの VM としてバックアップを復元する機能(HyperRecovery LIVE!)
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ファイル バックアップでのネットワーク共有フォルダー上のアイテムのサポートと除外設定
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テープ マネージャー機能を拡張しました。
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In-Cloud Recovery で、クラウド上のアプライアンスがアクセス可能なバックアップを使用できるようになりました。
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Virtual ライセンス Guest キーのアクティベーション対象となるハイパーバイザーとして以下を追加しました。
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Citrix Hypervisor
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Proxmox VE
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Nutanix Acropolis
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バージョン2022間でのアップグレード中にキャンセル/ロールバックができるようになりました。
Cluster ではできません。
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RescueBoot の機能を拡張しました。
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起動環境に VNC Viewer で接続できるようになりました。
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RescueBoot 作成後に起動環境を即時利用するためのショートカットがデスクトップに作成されるようになりました。
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SFTP サーバーにバージョン3の ppk ファイルを使用して接続できるようになりました。
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ファイル バックアップで隠しフォルダーをバックアップ対象として選択できるようになりました。
修正した問題
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システムの言語と地域の設定が特定の組み合わせの時に「Extract Drivers failed:1 is not a supported code page.」と表示されてインストールができない問題。
この問題が発生したコンピューターでインストールを再試行する場合は Setup.exe を「管理者として実行」から実行してください。
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テープ ドライブの電源を入れなおすと、バックアップが-640エラーで失敗する問題。
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テープ ドライブのメディア入れ替え後、バックアップが-640エラーで失敗する問題。
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HyperRecovery で、第2世代の Linux システムを新しいマシンとして復元すると第1世代で作成される問題。
このバージョンは IT Pro を含みません。
パッチバージョン 22.3.14.3(2022/3/15)
このパッチを適用すると以下のバージョンになります。
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エージェント バージョン:6.0.2.7482
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コンソール バージョン:6.0.2.7482
追加/変更した機能
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ActiveVisor バージョン7に対応しました。
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RescueBoot 起動時に、作成時のコンピューター名と IP アドレスを設定して起動するようになりました。
修正した問題
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一部の Amazon S3 互換ストレージが使用できない問題。
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Windows PE/RE ベースの起動環境からの復元が不安定になる問題。
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BootCheck で、使用する Hyper-V にドメイン アカウントの認証情報を使用すると失敗する問題。
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仮想変換で、暗号化したバックアップを使用すると失敗する問題。
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4k セクター イメージがディスクの復元に失敗する問題。
パッチバージョン 22.1.25.3(2022/1/26)
このパッチを適用すると以下のバージョンになります。
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エージェント バージョン:6.0.1.7411
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コンソール バージョン:6.0.1.7411
追加/変更した機能
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Virtual(HyperAgent)で、ハイパーバイザーを登録すると HyperBack の対象とするように変更しました。
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ファイル バックアップの実行履歴が Windows Event ログに記録されるようになりました。
修正した問題
BootCheck
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イメージ管理から BootCheck が正しく実行できない問題。
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HyperBack で別コンピューターの Hyper-V の仮想マシンをバックアップ対象にし、ポスト バックアップ プロセスでその Hyper-V ホストを使用した BootCheck を設定している場合に、増分バックアップ作成後の BootCheck が-571エラーで失敗する問題。
HyperBack
- [このコンピューター]で登録したハイパーバイザーのホストを選択した際に、[Connection error!…] のメッセージが表示され、ゲストを選択することができない場合がある問題。
HyperStandby
- Hyper-V を対象にした場合の以下の問題。
- 増分バックアップを使用したタスクが-701で失敗する問題。
- 分割オプションを使用して作成したバックアップ(CHNK のイメージ)を使用したタスクが-999エラーで失敗する問題。
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ストレージ サーバーを対象にし変換タイプに「Microsoft (VHD/VHDX)」を指定した場合、タスクが-701エラーで失敗する問題。
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分割オプションを使用して作成したバックアップ(CHNK のイメージ)を使用した場合にタスクが Exit Code: -439 で失敗する問題。
- ESXi を対象にして32ビットのシステムのバックアップを使用する場合、NIC ドライバーが追加されない問題。
仮想化
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分割オプションを使用して作成したバックアップ(CHNK のイメージ)を使用した場合にタスクが Exit Code: -439 で失敗する問題。
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ESXi を対象にして32ビットのシステムのバックアップを使用する場合、NIC ドライバーが追加されない問題。
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ディスクからの変換で、[仮想ディスクのみ作成する]を有効にしてネットワーク共有フォルダーを保存場所として指定したタスクが Exit Code: -403 で失敗する問題。
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イメージからの変換で、Windows システムのイメージを使用して ESXi のデータストアへ変換する場合に OS のデフォルト値が正しく設定されていなかった問題。
ファイル バックアップ
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タスクのキャンセルができない問題。
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Azure を保存先に設定したタスクが不明なエラーで失敗する問題。
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システム ファイルをバックアップ対象にした場合、システム再起動後に増分バックアップに失敗する場合がある問題。
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E メール通知が有効にできない問題。
復元
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ダイナミック ディスクの復元の指定ができない問題。
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ファイル復元でイメージをマウントする際に robocopy に使用できないドライブ レターが割り当てられて復元に失敗する問題。
イメージ管理
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HyperBack で作成したエージェントレス イメージがベリファイできない問題。
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Amazon S3 互換ストレージの復元ポイントを選択した場合に、不要なメニューが表示される問題。
その他
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MSPAgent に関する不要なログが記録され続ける問題。
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P2V アダプター ウィザードでネットワーク共有フォルダーをブラウズするとサービスがクラッシュする問題。
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vStandby で Hyper-V を仮想スタンバイ レプリカの作成先に選択している場合、「常に1個のブート ポイントを保持する」を設定するとタスクが Exit code: 32774 で失敗する問題。
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ポスト バックアップ プロセスのレプリケーションで WebDAV を転送先にする場合、2048MB 以上のイメージが転送できない問題。
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Windows 10 以降の Home エディションでシャットダウン/再起動時のバックアップが正常に動作しない問題。
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In-Cloud Recovery でバックアップ元のディスク サイズが整数ではなかった場合、小数点以下が切り捨てられて復元するディスク サイズのデフォルト値が設定される問題。
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テープへのバックアップが Exit Code: -640 で失敗する場合がある問題。
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イメージ エクスプローラーをインストールしている状態で、ファイル バックアップのイメージをダブルクリックしても内容が表示されない問題。
この修正はシステム再起動、または Windows エクスプローラーの再起動後に適用されます。
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バックアップやレプリケーションの保存先に Amazon S3 互換ストレージを指定する場合、リージョンを空白の状態で設定できない問題。
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networkuser コマンドが動作していない問題。
バージョン 6.0.0.7343(2021/12/21)
IT Pro としてリリースしました。
追加/更新した機能
- バックアップ対象と保存先が同じ場合、増分バックアップを作成できるようになりました。
バージョン 6.0.0.7292(2021/11/12)
インストールとバージョン 2018 からのアップグレードにはバージョン 2022 のプロダクト キーが必要です。詳しくは販売パートナーにお問い合わせください。アップグレードは製品バージョン 5.1.11.6326 からのみ可能です。
追加/更新した機能
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イメージ ファイル フォーマットを変更しました。イメージ バージョンは[301]となります。
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バックアップで作成するイメージ ファイルの命名規則を変更しました。
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以下の機能を追加しました。
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クラウド ストレージ(Amazon S3、および Microsoft Azure)、SFTP への直接バックアップ機能
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クラウド ストレージ(Amazon S3、および Microsoft Azure)からクラウド上の仮想マシンへの復元機能
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テープ メディアへのバックアップ機能、およびテープ管理機能
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バックアップ時の MD5 ハッシュのオンザフライ作成機能
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クイック ベリファイ(バックアップの改ざんチェック)機能
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ディスクとボリュームのコピー機能
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ファイル バックアップ機能
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イメージ ターゲット サーバー機能
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RescueBoot 作成機能
※ 起動環境の作成機能は Actiphy Boot Environment Builder へ移行
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以下の機能の実行方式を見直し、動作安定性と処理速度が向上しました。
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BootCheck
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HyperRecovery
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HyperStandby
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イメージ ターゲット サーバー
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P2V アダプター
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インストーラーを改善しました。展開用の MSI ファイルを生成できるようになりました。