必ずお読みください
2023年 10月 24日
このドキュメントには本製品に関する制限/注意事項が記載されています。
ご利用になる前に必ずお読みください。
システム要件 をご確認ください。
注意事項
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バージョン 4.0 から 4.1 へのアップグレードでは、バージョン 4.0 でイメージを起動した際に保存された差分イメージ ファイル(*.aix)は引き継がれません。アップグレード後の初回起動では、設定作成時に指定した復元ポイントから起動します。
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Windows 7 以降のバックアップ イメージでは、システム予約領域などのアクティブなパーティションが含まれている必要があります。
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別ホストの Hyper-V でイメージを仮想マシンとして起動したまま以下の操作を行わないでください。
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製品のアンインストール
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製品がインストールされているコンピューターのシャットダウン、再起動、スリープ
これらの操作を行うと Hyper-V が動作しているホストにイメージが iSCSI ディスクとしてマウントされたままの状態になったり、仮想マシンが削除されずに残ったりします。
このような状態になった場合は、手動で iSCSI イニシエーターからディスクの接続を解除し、仮想マシンをハイパーバイザーから削除してください。 -
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バックアップ オプション[ディスクごとにイメージ ファイルを分割する]を有効にして作成したイメージ ファイルを使用する場合、選択した復元ポイントのイメージ ファイル種別と番号に対応するイメージに含まれるディスクのみを起動する仮想マシンに含めることができます。
イメージ ファイルの結合、および書き込みマウントによる差分作成を行っている場合はご注意ください。 -
ハイパーバイザーが動作するコンピューターで利用可能な値を超えてメモリ量を設定すると、仮想マシンの起動に失敗する場合があります。その場合は利用可能なメモリ量を設定し直してから仮想マシンの起動を再試行してください。
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複数ディスクに接続した状態でイメージ起動を設定すると、仮想マシン起動時に接続されているディスクは全てオンラインとなるように設定変更されます。
※設定変更が正しくされずオフラインのままになっているディスクがある場合は、必要に応じてオンラインに変更してください。 -
Linux システムのイメージを使用する場合は、あらかじめ仮想化オプションを有効にしてバックアップをされることを推奨します。
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別のホストのハイパーバイザーを追加する場合は administrator(ドメイン、またはビルトイン)、Domain admin グループのユーザー、root、またはそれに準じる権限を持つユーザー アカウントを使用してください。
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使用するハイパーバイザーにより仮想マシンの起動条件が異なります。詳細はハイパーバイザーの開発元にお問い合わせください。
例:Hyper-V では uEFI ブート構成の Server 2008 R2/Windows 7 x64 をサポートしないためそれらのイメージからは起動できません。 -
Hyper-V を使用して起動を試行すると、作成された仮想マシンの[ファームウェア]設定 - [ブート順]で[ネットワーク アダプター]が最上位になってしまい起動に時間がかかる場合があります。その場合は Hyper-V マネージャーから[ハード ドライブ]を最上位に設定してから、Ctrl+Alt+Del を送信して仮想マシンを再起動してください。
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Linux 版 ActiveImage Protector のバックアップ スケジュールが存在するイメージを起動した場合、スケジュールのトリガーを満たすとタスクが動作します。保存先にアクセスできる状態で起動する場合はご注意ください。
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別のホストの Hyper-V で「エラー コード-944:iSCSI ターゲットのマウントでエラーになりました。」で起動に失敗する場合は、以下をお試しください。
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Hyper-V が稼働するコンピューターで Microsoft iSCSI Initiator Service の起動設定を[自動起動]に設定してからコンピューターを再起動した後、HyperBoot での起動を試行する。
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Hyper-V が稼働するコンピューターに Windows Update を適用して最新の状態にした後、HyperBoot での起動を試行する。
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差分イメージから起動する場合、[HyperBoot の復元ポイントから起動しない]を有効にしても次回起動時は前回起動時の変更が反映された状態で起動します。
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[EFI システムのブート エントリーを変更する]を有効にしても、Linux システムのイメージ起動に失敗する場合があります。
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[vCenter の移行機能(vMotion)を使用可能にする]を有効にして起動した仮想マシンの移行を行うと[仮想マシンの再配置]でエラーとなる場合があります。その場合は、再度移行を実行してください。
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複数ディスクが接続されている Linux システムで作成したバックアップ イメージを使用すると、起動に失敗する場合があります。
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Linux システムのイメージを[Hyper-V の移動機能を使用可能にする]を有効にして起動する場合は、仮想ハードディスクのタイプで[容量固定]を選択してください。[容量可変]を選択すると、正しく起動ができない場合や移動後のシステムが正しく動作しない場合があります。
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システム ボリュームがダイナミック ディスクのミラー構成となっているイメージを使用する場合は、システム起動のみをサポートします。HyperBack で作成したダイナミック ディスクのミラー構成システムのイメージを使用する場合は、プライマリ側のボリュームを含むディスクのみを接続して起動することを推奨します。セカンダリ側のディスクを含んで起動した場合、仮想マシンが起動した後にミラー ボリュームの再同期が始まると変更を保存している差分ファイルが肥大化する場合があります。
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データ ボリュームがダイナミック ディスクのミラー構成となっているイメージを使用する場合は、システム起動後ミラー構成となっているボリュームにアクセスできない場合があります。その場合は[ボリュームの再アクティブ化]を行ってください。
機能制限
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起動後にハイパーバイザーで変更した仮想マシンの設定は保持されません。
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起動した仮想マシンを保存状態(サスペンド)にすることはサポートしません。
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複数の VG を含む Linux LVM システムのイメージ起動はサポートしません。
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Oracle VirtualBox ではネットワーク アダプターに接続しない状態で起動させることはできません。
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Windows Server 2012 R2 へ本製品をインストールし、別のホストの Hyper-V でイメージを仮想マシンとして起動させた場合は接続コンソールが表示されません。仮想マシンは起動させた Hyper-V で直接操作してください。
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ハイパーバイザーを追加すると、本製品が稼働するホストでそれぞれ以下の役割が有効になります。アンインストール後、これらの役割が不要な場合は無効にしてください。
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Hyper-V:iSCSI ターゲット サーバー
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VMware vSphere:NFS サーバー
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仮想マシン名には2バイト文字を使用できません。
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ActiveImage Protector 2022 Linux で取得した LVM システムのイメージ起動はサポートしません。
その他
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ImageBoot が構成されている環境にインストールすると ImageBoot は自動的に削除されます。ImageBoot での設定は引き継がれませんのでご注意ください。
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アップグレードには時間がかかる場合があります。
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アップグレードは仮想マシンをシャットダウンした状態で実行してください。仮想マシンを起動したままアップグレードを行うと、アップグレード後にその仮想マシンのシステムが使用できない状態になったり、ハイパーバイザーで仮想マシンが不正な状態で起動したままとなる場合があります。そのような場合は、仮想マシンを[電源を切る]で終了させてから再度起動を試行してください(それまでの変更は全て失われます)。
同様に、同じコンピューター上に弊社製品がインストールされている場合は、以下の機能が動作していないことを確認してからアップグレードを実行してください。これらの機能が正しく動作しなくなる場合があります。- ImageCenter:BootCheck
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アップグレードではプロキシ サーバーのユーザーは引き継がれません。アップグレード後に再設定をしてください。